(記事番号741へのコメント)
>最近、エアコンを入れると、コポコポコポっていう変な音が鳴るようになってしまい、ディ
>ーラーに問い合わせたら、「コンプレッサーがいかれてますね」っていわれたのですが、よ
>く解りません。詳しくわかる方、教えてください。
>また、今後エンジンの載せ替え(RB25DET or RB26DETT)を考えているので、コンプレッ
>サーは、載せ替え後も、そのまま使用できるかも教えてください。
>よろしくお願い致します。
エアコンは冷蔵庫と同じように、フロンガスを循環させています。
そのガスは圧縮と膨張を繰り返して、膨張させる際に熱を奪う
ことで室内を冷やします。で、膨張したガスを再回収、圧縮するのが
コンプレッサーで、早い話がポンプです。
(普通、ポンプは汲み上げるのが主で、体積変化させるまで圧が
かかりませんが、エアコンはガスなので圧縮されるので、こう
呼びます。ちなみにターボはタービンコンプレッサーですし、
機械式スーパーチャージャーもコンプレッサーの一種です)
で、エンジンの先っちょで、パワステポンプやダイナモ(発電機)
や冷却ファンと一緒にサーペンタインベルトで廻っているものです。
(どれがエアコンかは、ラジエーターの前のコンデンサーから
つながっているのがそうですから、さがしましょう)
あと、エンジン載せ替えですが、コンプレッサーの配管を外すと
フロンガスが抜けてオゾンホールができるので、
プラーベーターの方は、配管を繋いだままでエンジンから
外して、スワップ後にそのまま組付けするのが一般的のようです。
(同系列エンジンなら、ブロックに明いているネジ穴は殆ど
一緒ですから)同様の理由で、中古エンジンはこれらの補機類
を外した状態で流通するのが常のようです。
(補機類の位置や配管は同じエンジンでも車種ごとに違うから)
ショップでスワップするなら、そこの人に聞くのが一番でしょう。
私はRB25やRB26に詳しくないですが、配管の向きが合わない
可能性は高いです。(でも、新規に汎用エアコンホースで引き直し
してくれるかもしれません)
また、エアコンにも種類があり、可変容量型(エンジンの負荷
によって仕事量を変える:オートエアコンは殆どこれ)と固定
容量型で変えてしまうと、うまくエアコンが動かなくなるかも
しれません。
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